「やなせたかしの世界展」と「小松左京展」に行ってきた

8月6日土曜日。
休みを取って加古川と神戸に行ってきました。
最初の目的は、「神戸文学館」で開かれている「小松左京展」の眉村卓さんの記念講演を聞きに行く事だったんですが、加古川総合文化センターで「やなせたかしの世界展」も開かれていたので午前中は加古川、午後から神戸と言う感じで両方に行く事にしたんです。
a0152009_2154849.jpg僕はやなせたかしさんの古くからのファンでした。
一度東京に行った時にたまたま展覧会でお見かけしましたが、声はかけませんでした。
その頃は漫画家になると言う夢を持ち続けていたので、漫画家デビューした後、やなせさんにお会いした時に「あなたの作品を見て漫画家になろうと思ったんです」と言いたかったんでしょうね。
今はまだその時じゃない(笑)と言う感じだったんだと思います。

何年ぶりかの電車でした。
前回電車に乗った時も、何年ぶりかだったので子供料金で切符を買ってしまい、改札で止められて恥をかいたので、今回はちゃんと確認して大人料金で買いましたよ。

東加古川駅からカンカン照りの道を歩いて15分。
冷房のきいた会場に入ってもしばらく汗が止まりませんでした。

展示はアンパンマンを中心にバラエティーに富んでいましたが、僕が一番興味を持ったのはやはり4コマ漫画でしたね。
「Mr Bou」等の黒一色で描かれた4コマ漫画。
まだ鉛筆の下書きが残っているラフな感じの作品でした。
あと、アンパンマンの雑誌連載の完成原稿と並べて展示されていた鉛筆で書かれた下書きも興味深かったですね。
グッズの販売コーナーもありました。
アンパンマン関連のおもちゃがたくさんある中、「詩とメルヘン」の表紙絵のリトグラフを売っていました。
勧められたんですけどねー
買えませんでした。
そりゃーどんなに欲しかったか(笑)

会場を出たら11時45分ぐらい。
加古川総合文化センターには大きなレストランがあったんですが、まだ昼前だったので、食事は次の神戸文学館でと思って、電車に乗りました。
またしばらく汗止まらず。

神戸文学館は、王子動物園の隣にあります。
JR灘駅から歩いて5分。
親戚の家がすぐ近くにあって、何度も王子動物園には来ていたので、迷うことなく到着。
煉瓦造りの素敵な建物でした。


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お目当ては眉村卓さんの講演なのですが、もちろん小松左京さんのファンでもあります。
というか、SFと言うジャンルのファンなんですね。
会場に入ると、丁度講演の整理券を配り始めた所でした。
前もって申し込みをしていた50人分の席しかないんですね。
名簿がちゃんと出来上がっていて、名前を言うと整理券を渡されたのが「1番」でした。
(手書きの「1」という数字)


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講演が始まるまで、1時間以上あったので、ゆっくり「小松左京展」を見る事が出来ました。
やはり直筆の原稿用紙と言うのは興味深いですね。
僕が持っている本が、これを元に印刷されたんだなーと言う感じ。
決して読みやすい字ではないけれど、多数の訂正された書き込みや、消されて置きかえられる前の言葉や表現など、ほんとに食い入るように見て回りました。
残念なのが、展示品の原稿は全頁揃っていても、見られるのは1枚目だけなんですよね。
「撮影禁止」という掲示があったので、そのへんはちゃんと守りました。
でも結構撮影している人もいて、係員の人も特に咎めたりはしていませんでした。
撮っとけばよかったかな?


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眉村卓さんの講演はその「小松左京展」と同じフロアで開かれます。
展示会場の一角で講演が行われると言う事ですね。
だから定員50人とは言っても、立ち見でよければいくらでもどうぞーと言う感じですね。
2時開始の講演に眉村さんは1時間近く前にいらっしゃいました。
入ってこられると同時に目が合って挨拶。
かなり昔にお会いしたきりだったので、恐る恐る名前(本名)を言うと、覚えて下さってて、一安心。
しゃべり方も変わらず、お元気そうでした。

講演の内容は雫石鉄也さんの「とつぜんブログ」
神戸文学館 眉村卓氏「SFを書きはじめたころ」を聞きに行く
に詳しいので、リンクを張っておきます。
講演中の写真を撮ったのですが、掲載許可をもらっていませんので、小さくしてのっけておきますね。


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そうなんですねー
雫石鉄也さんも来てらっしゃったんですが、会えませんでした。
いや、たぶんというか、必ず来てらっしゃるだろうとは思っていたんですが、探し回るわけにもいかず、大声を上げるのも恥ずかしく。
講演を聞いている間、あの人かなー
文章のイメージからはこの人なんだけどなー
などと思いながらいろんな人を眺めていました。
そして、それ以上探求する勇気もなく家路に就いたのでありました。

我が家について、昼食を摂らずじまいだったのに気が付いたんですよね。
それなのに空腹感はありません。
ある意味、お腹一杯になった一日でした。
神戸文学館は結構狭くて、レストランなどはありませんでした。
コーヒーぐらいを飲めるスペースはあったようですが。
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Commented by 雫石鉄也 at 2011-08-09 04:38 x
あの暑い中、加古川と神戸、二つの展覧会、大変でしたね。
眉村さん、お元気そうです。たしか、眉村さんは、亡くなった小松さんの3歳ほど年下のはずですが、3年前の小松さんより、ずっと元気です。
眉村さんとは13日にも、またお会いする予定です。
Commented by haru123fu at 2011-08-09 14:18
講演会場の50人の中に、海野さんと雫石さんのお二人がいらしたのですね。
なんだか、不思議な気がします。いつもblogへお訪ねしてよく知っているようで
実は、顔もまったく知らない。でも確かに知っているような気がする。
とてもステキな充実した一日を堪能されたんですね。(o^-^o)
Commented by marinegumi at 2011-08-14 20:25
雫石さんおはようございます。
眉村さんとは、ん十年前にお会いしたきりだったんですが、髪の毛が白くなった以外は印象的には全然変わられていませんでしたね。
13日の記事拝見しました。
眉村さんを囲む会ですか。
なんだかそうそうたるメンバーですよね。
Commented by marinegumi at 2011-08-14 20:30
haruさんこんにちは。
後援会が終わった後も、眉村さんとお話しする時間があったようですね。
残っていればきっと雫石さんと会う事が出来たかもしれません。
でも、生まれついての引っ込み思案な僕。
眉村さんが人に囲まれているのに気後れしてそそくさと会場を後にしてしまいました。
まあ、始まる前にお話しできたので、良かったんですけど。
Commented by haru123fu at 2011-08-14 21:00
海野さん、暑い日が続いているようですが、お変わりありませんか。
実はお願いなのですが、この猛暑にピッタリの海野さんの
掌編小説『心霊写真』を朗読させていただきたいのですが。
ちょっと、と言うか、かなり自信がないので、トライしてみたいと
思いました。全てが男性目線の小説なのでできるかどうか……
そんな不安を抱えたお願いです。よろしくお願い致します。
Commented by marinegumi at 2011-08-14 21:58
あー
haruさんこんばんは。
あの作品ですか。
お好きなように料理しちゃってください。

暑いですよねー
去年の今頃はお盆休みをぐうたら過ごし何もできず、お盆明けがかなり忙しくて仕事をこなし、やっと体力も回復し、時間も出来出した25日頃に何かを始めようかなーと言う感じになったんですよね。
Commented by haru123fu at 2011-08-15 15:10
海野さん、朗読させてもらいました。少し前にUPさせていただきました。お聞きづらい点はどうかお許し下さい。
ありがとうございました。またよろしくお願い致します。
by marinegumi | 2011-08-08 23:02 | わたくし事 | Comments(7)