<   2011年 04月 ( 21 )   > この月の画像一覧

その4
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そして一年が過ぎた。
鏡の中の私は一年前の私と少しも変わっていない。
会社の仕事も覚えられず進歩がないと叱られてばかり。
化粧っ気のない顔は大勢の中では目立たず、着ている服も一年前と同じ。
そして一年。
また一年と過ぎ、誰もが年老いてゆく。
私だけが少しも変わらない。

のどの傷をそっとなでる。




その5
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これですべてが終わった。
頂上へ着いたのだ。
運のいい事にこの時期にしては晴天続きで行程が順調にはかどりあっけないほどだった。
私は適当な場所にテントを張って一晩を過ごした。

目が覚めると吹雪だった。
眠っているうちに、上って来た道は深い雪の中だった。
そして思った。
これから始まるわけだと。




その6
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これですべてが終わった。
木々を揺らして吹く風も今はなく、遠い昔の建物も姿を消した。
夜の街角の道路を濡らした雨もなく、朝と夜を創造した大いなる光も去った。
あんなにもたくさんの人々が笑い、怒り、泣いたり憎んだり愛したりした思い出だけが残っている。

古い撮影所は間もなく取り壊されるのだ。





試作品の2回目です。
「そして一年が過ぎた」と「これですべてが終わった」はどちらも結構気に入っているんです。
書き出しの文章としては魅力的ですね。
Haruさんがつぶやいてらっしゃいます。
>「これですべてが終わった」は、出だしから緊迫感となんとも言えない焦燥感を。
>「そして一年が過ぎた」は、なぜか切なさを感じます。
なるほどねー
その言葉自体に物語りを孕んでいる感じかな。
でも、それだけに後の展開がかなり制限されるかもしれません。

「書き出しの文章が同じツイッター小説シリーズ第2弾」ただ今の候補

「扉が開いた」
「声が聞こえた」
「そして一年が過ぎた」
「時計に目をやった」
「長い雨が上がった」
「これですべてが終わった」
「帰り道を急いでいた」

無難に「扉が開いた」あたりが長く続けられそうにも思いますね。

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by marinegumi | 2011-04-27 14:19 | ツィッター小説 | Comments(4)

その1
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扉が開いた。
それも普通の開き方じゃない。
扉は大きな音と共に部屋の中に倒れて来たのだ。
コートの男が立っていた。
扉に体当たりしたようだ。
「小島!殺人容疑で逮捕する!」
しばしの静寂。

相手は間違ったことに気がついたらしい。
「小島さんはお隣です」
男の後ろのもう一人が男の頭をペシッと叩いた。




その2
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声が聞こえた。
いや、そんな気がした。
僕はいつも誰かを待っている。
誰かがきっと僕に会いに来てくれる。
いつもそう思って暮らしていた。
だから気まぐれに吹く風の音や、誰かが踏んで歩く落ち葉の音が僕を呼ぶ声に聞こえる事がある。
うっかり返事をしてしまった僕は、苦笑いをしてまた耳を澄ますのだ。




その3
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そして一年が過ぎた。
男に余命一年を宣告した医師と、その男の再会の日。
「本当に一年なのか賭けましょうか」と男は言ったのだ。
ドアが開いて笑みを浮かべた男が入って来た。
「私の勝ちですね」

賭けた10万円は受け取らなかった。
「やれやれ、負けず嫌いの兄だったな」帰り道で男は呟く。
双子だった。




「私は電話を待っていた」に続く「書き出しの文章が同じツイッター小説シリーズ第2弾」(ネーミングなげーよ)の書き出しの文章をいろいろ考えています。
「扉が開いた」
「声が聞こえた」
「そして一年が過ぎた」
とりあえず考えた3つで試作品を書きました。
「扉が開いた」は舞台が扉のある場所に限定される?と思いきや、どこでもドアっぽいのもアリですからね。
「声が聞こえた」は舞台は結構自由に設定できそうですね。
でもまあ、ある程度制限があったほうが書きやすいかもしれません。
「そして一年が過ぎた」これは結構難しいお題ですよ。
物語が始まった時点で、ある出来事があってから1年たっているんですね。
その過去にあった事と、これから起きる事を絡ませるのが140文字で出来るのか?
というところです。

この3つに捕われず、まだまだ候補を考えますね。

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by marinegumi | 2011-04-24 22:40 | ツィッター小説 | Comments(9)

その49
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私は電話を待っていた。
冬の砂浜にビーチパラソルを立て、キャンバス生地の椅子に体を預けていた。
私は水着だった。
それも小さな赤いビキニだ。
砂浜のすぐ向こうは雪の舞う厳冬の海。
でも、私の周りだけは真夏だった。
電話が鳴った。
「3・2・1・はい!」
その途端、催眠術が解け、私は震え上がった。




その50
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私は電話を待っていた。と、コピべして考え始める。
まずお話の舞台になるのは何処なんだろう。
昔なら電話がある場所は家とか会社とかの屋内で、屋外はせいぜい公衆電話か。
でも今は違う。
どんな場所でも電話はつながる。
私はバスの中でこれを書いていた。
そして今、バスは崖から転落中。

電話が鳴った。




その51

と続けると、「その100」まで行きたくなっちゃうでしょ。
あぶないあぶない(笑)
50でひとまずこの「私は電話を待っていた」は終わりにして、また新しいテーマで、続けようと思います。
ところが、なぜか3本づつ公開して行く事にしちゃったんでした。
今回も3本という事にすると、「その51」も書かなくては3本にならないんですよね。
でも3本書くと「その50」と切のいい処で終われないので中途半端。
書かないと、この回だけ2本になっちゃうからこれもまた中途半端ですね。
中途半端ついでに、ツイッターで書いたけど、もひとつ出来がよくなくて没にしようと思った作品を「その51」にするというのは、このさい中途半端でいいのではないでしょうか?
では。


その51

私は電話を待っていた。
家で一人でですか?それではアリバイになりません。

私は電話を待っていた。
よく思い出してください。
あなたはあの日、床に横たわっている彼を見ていたのです。

私は電話を待っていた。
別れを切り出されたあなたは彼をナイフで…。

私は電話を待っていたのにかけて来なかったのよ!



これが原型です。
ちょっと手直しします。


その51

私は電話を待っていた。
家で一人で?それではアリバイにならないんだよ。

私は電話を待っていた…。
よく思い出せ。
お前はあの日、床に横たわった彼を見ていたはずだ。

私は電話を待っていた!
別れを切り出されて逆上したお前は彼をナイフで…。

私は電話を待っていたのに彼がかけて来なかったのよ!



これでもねー
なんかどうでもいい作品ですね。
もうちょっとどうにかならないかと…



その51
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私は電話を待っていた。
毎日待ち続けていた。
でも私の電話は鳴らなかった。
電話を待つ事が私の仕事になっていた。
日々が過ぎ気がつけば月が替わろうとしていた。

「御苦労さま。よく頑張ったね」とお給料を手渡された。
「そうだ、君の回線だけ手違いで繋がってなかったらしいね」

私はTV通販の受付嬢。



なーんてのが、考えていると出てきました。
手直しするつもりが、まるっきり違うのを考えた方が早かったようですね。

出来そこないの作品は昨日。
あとの3本は今日、今さっき書いたものです。
さて、次の書き出しテーマは何にするかなー?

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by marinegumi | 2011-04-23 23:04 | ツィッター小説 | Comments(2)

その46
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私は電話を待っていた。と、あなたは思い出す。
でも誰の電話だったかは思い出せない。
そう、あの日は雨が降り出し、誰かにメールをした。
迎えに来るはずの人の顔と名前をあなたは思い出せない。
いや、思い出したくないのだ。

それでも思い出してしまう事になる。
迎えに来る途中に事故で亡くなった彼を。




その47
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私は電話を待っていた。
いや、待っている自分を想像していた。
私は空想をするのが好きだった。
いい事も悪い事も。
今は悪い空想をしていた。
最近元気のない父が会社のビルから飛び降りて病院へ運ばれ、そこで死ぬ。
そしてかかってくる電話。

ふと胸騒ぎがした。
一度、いい空想が本当になった事があった。




その48
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私は電話を待っていた。

そう、私は大学ノートに鉛筆で書かれた小説の主人公。
書いているのは中学2年生の女の子。
字はきれいだけど、なかなか気に入った小説が書けなくて、ちょっと嫌気が差しているらしい。
電話がやって来た。
電話の形をした消しゴムで私は消されて行________________




もうすぐ50本です。
そろそろ違うテーマにしたいところなんですが。

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by marinegumi | 2011-04-22 23:24 | ツィッター小説 | Comments(2)

その43
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私は電話を待っていた。

さっき携帯をなくした。
愛犬のハルは賢い犬だった。
外で家の鍵を失くした時に見つけてくれた事がある。
それでハルに「見つけて来い」と言うとすぐに走り出し1時間ほど経った。
戻って来るハルが見えた。
何か大きな物を咥えていた。

それは私の携帯をつかんだ血だらけの手だった。




その44
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私は電話を待っていた。
父が死んだ時、棺の中に彼の携帯電話を忍ばせた。
あの世から電話をして来いよと言う気持ちで。
それは冗談ではなく感傷からだった。
不思議な事に骨揚げの時に携帯の残骸が一つもなかった。
そして数ヵ月後。
着信履歴に親父の名前を見つけてから私は待っている。

恐怖に震えながら。




その45
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私は電話を待っていた。
目の前には赤いおもちゃの電話。
いつもあの子が遊んだお気に入り。
病院にまで持って行きベッドの上でも遊んだね。
ある日病室でお話をしていたのを聞いた。
「おばあちゃん。わたしもうダメみたい」
亡くなった祖母への電話。
聞きながら涙があふれた。

かけて来なさい。
今度は私に。




ホラーっぽいのが並びましたね。
今日はSFで行こうとか、怪談で行こうとか、考える場合もありますが、とくに考えなくても同じ傾向の作品がそろったり、またバラバラになることもありますね。

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by marinegumi | 2011-04-21 22:52 | ツィッター小説 | Comments(4)

その40
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私は電話を待っていた。
かかって来た電話の彼の声の向こうで船の汽笛が聞こえた。
「今どこにいるの?」
「海だよ。港の突堤に車を止めてる」
「船が見える?」
「うん。大きな客船が今出て行った」
「いいなー私も見たかった」
車は全然動かない。
渋滞の道路の上の車の中。
彼と並んで座り携帯で話していた。




その41
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私は電話を待っていた。
故郷の母から連絡が来なくなり、もう何年経つのだろう。
かけても呼び出し音は鳴らず、何かざわざわと雑音ばかりだ。
出張で隣町まで来たので家に寄ってみる事にした。
家は鍵が閉まっていた。
戸のすき間から電話線が伸び、裏庭の井戸の中まで続いていた。

携帯よ鳴るなと願ったが…




その42
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私は電話を待っていた。
自分の部屋にいるのになぜか落ち着かなかった。
何かひどく胸騒ぎがして不安だった。
それで、父に電話をしたのだけれど「忙しいのでまた後でかける」と言われてしまった。

電話が鳴った。
ほっとしながら受話器を上げかけた手を誰かの冷たい毛深い手がつかみ、無理やり押し戻した。





今回は、ウインドウズの更新プログラムに邪魔されて、遅くなってしまいました。
200個近い更新プログラムと、サービスパックの1と2(これだけでもそれぞれ1時間ぐらいかかる)ちょっとげっそりしました。
しかも、リカバリしたのに画像の編集でエラーが出るのが治っていないという最悪の結果になっちゃいました。
サブ機の方がよっぽど調子いいんですけど。

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by marinegumi | 2011-04-21 02:12 | ツィッター小説 | Comments(2)

その37
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私は電話を待っていた。
車のフロントガラスの向こうには、どこまでも青く澄み渡った空が見えている。
一羽の小鳥が落ちるように飛んだ時、待ちに待っていた電話が鳴りはじめた。
携帯の画面にはあなたの名前が見える。
もうボタンを押す力さえ残っていなかった。
嫌われたと思った私は薬を飲んだ所だった。




その38
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私は電話を待っていた。
だがいくら待ってもかかって来ない。
宇宙船はエンジン不調で、レスキュー艇から電話が入るはずだった。
もう一度連絡してみようと受話器に手を伸ばして気がついた。
無重力なので受話器がわずかに浮き上がっていた。
これでは話中になる。

誰だ。
宇宙船に黒電話を取り付けた馬鹿は。




その39
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私は電話を待っていた。
初めての外国旅行で泊ったホテルの部屋。
壁には街角の電話ボックスの絵が飾ってある。
絵の中では一人の男性がこっちに背中を向けて電話をかけていた。
私は夜中に目覚め、部屋の中にある電話を見つめ恐怖に震えながら待っていた。
あの絵の中の男から電話かかかって来る気がした。




あまり詳しくないパソコンと、ここのところ格闘しています。
調子が悪くなって来たので、リカバリをして、再セットアップ。
画像のソフトや音楽のソフトが結構いろいろ入っていますからね。
そこら辺はまだまだです。
ツイッター小説も在庫が底をつきそうになって来るわ、レコーダーはHDDの残量が心細くなるわで、早く終わらせたいんですけどねー

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by marinegumi | 2011-04-19 22:41 | ツィッター小説 | Comments(6)

その34
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私は電話を待っていた。
待ち始めて一週間が過ぎていた。
戦争後、私以外の生き残っている人を探し続けるうちに聞えた電話の音。
崩れた家の窓辺にあった電話は、私が手に取ろうとした瞬間に途絶えたのだ。

それ以来、電話がまたかかって来る時を待ち続けている。
受話器の向こうにいる人の事を思いながら。




その35
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私は電話を待っていた。
雨が降り続く中、雨宿りもせず、濡れるに任せていた。
ポケットに入れた携帯が濡れて、壊れても知らないからね。
こっちからかけなくても傘があるかどうか心配して電話をかけて来ないあいつが悪いんだからね。
雨が急に止むと同時にあたりが青くなった。

青い傘をさしかける彼がいた




その36
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私は電話を待っていた。
「なんだそいつ?」
いや、電話だよ。
「そいつと待ち合わせか?」
いや、だから電話が来るのを待ってるの。
「よ、呼び捨てにするほどの仲なんだな」
だから電話だよ?
「許さん!」
え?
「あんなふらふらしたやつとは交際を許さん!」

黒電話の親子の前にコードレス電話がやって来た。




おとといはデータのバックアップをして、昨日はパソコンのリカバリをしました。
インターネットとメールの設定まで終わっていますが、まだまだいろんなソフトのインストールをしないと元通りには使えません。
今晩はもうめんどくさいかなー。
早めに寝て、明日がんばろ。

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by marinegumi | 2011-04-18 23:09 | ツィッター小説 | Comments(2)

その31
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私は電話を待っていた。
と書くと、あと129文字残っている。
ここまで書くと、111文字だ。
などと言っているうちに96文字しか余裕がない。
うわー!もう73文字だぞ。
ほら、どうでもいい事ばかり書くから60文字になっちゃった。
いよいよ31文字しか残ってない。
では今からあっと驚くような…0




その32
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私は電話を待っていた。
と小説を書き始めた場合、主人公はどんな人物が考えられるだろう。
女性なら大人でも子供でも無理がない。
男性なら大人だろう。
主人公が男の子の場合は、大人になった男性が子供時代を回想する場合には使える。
だからこの書き出しは万能ではない?

いやいや実は私は小4男子だよ。




その33
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私は電話を待っていた。
と書き始めた場合、主人公が誰なのか想像出来るだろうか?
それは人間以外の生き物で現実に存在している。
それがなぜか電話を待っているのだ。
今の電話と言えば留守電や子機付きが多い。
つまり常に電源が入っていて暖かい。

その電話はわれわれゴキブリの棲家としてうってつけだ。




本日はメインのパソコンのリカバリをしながらサブ機でアップしてるので、忙しいです。
なんだか画像の編集で、必ずエラーになってしまうので。

「その32」の画像を探してたんですが、最初「ゴキブリ」で検索して気分が悪くなっちゃいました(笑)

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by marinegumi | 2011-04-16 23:08 | ツィッター小説 | Comments(10)

その28
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私は電話を待っていた。
周君とささいな事で喧嘩をした。
学校からの帰り道、周君はずっと私の後から離れて付いて来ていた。
振り向きたいけど振り向けなかった。
悪口でもいいから携帯にかけてほしかった。
そしたら「ごめんね」と言えるのに。

急に私の前に息を切らした周君が立っていた。
携帯が鳴った。




その29
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私は電話を待っていた。
上京しても思う仕事はなく、バイトでなんとか暮らしていた。
故郷が恋しく、「帰って来いよ」の一言を待っていた。
電話が優しい音で鳴ると、亡くなった母の声が言った。
「もう帰って来なさい」と優しい言葉に涙が出た。

毎日乗っていた電車が事故を起こしたニュースを故郷で見た。




その30
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私は電話を待っていた。
仕事の大事な電話だ。
ベルが鳴る。相手は死神だった。
「あなたの命はあと5分です」と言った。
別の電話が鳴った。神様だ。
「あなたには抽選で永遠の命が与えられます」と言った。
別の電話が鳴った。取引先だ。

死神と神様に「そちらで話をつけて下さいね」と言って商談に入った。



とうとう30本目の大台です。
っていうか、本家ツイッターでは40本を超えていますけどね。

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by marinegumi | 2011-04-15 22:17 | ツィッター小説 | Comments(2)