ショートショートの宝箱

光文社文庫から「ショートショートの宝箱」と言う本が出ます。
30人の作者による30編のショートショート集です。
この中に僕の作品も掲載されていますのでまた読んでくださいね。
発売は4月11日です。
Web光文社文庫のサイトに書影がアップされています。

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表紙には作者の名前が。
そうそうたるメンバーの中に僕の名前もありますね。
いいのかなあなんて思ったり。

作者名を書いておきます。

我妻俊樹
飴村 行
荒居 蘭
井上 史
井上雅彦
海野久実
江坂 遊
太田忠司
梶尾真治
加門七海
北野勇作
工藤玲音
黒川進吾
黒木あるじ
子狐祐介
篠田真由美
柴田千秋
高井 信
田丸雅智
行方 行
成宮ゆかり
西崎 憲
橋本喬木
平山夢明
深田 亨
堀  晃
三川 祐
皆川博子
八杉将司
吉澤亮馬

名前を見ただけで、ドキドキわくわくするお気に入りの作家の方々と名前が並んでいるのは夢見ごこちです。
僕は光文社文庫などの、井上雅彦さん監修の「異形コレクション」シリーズが好きで、よく読んでいるんですが、このシリーズにいつか作品を載せられたらいいのになと、あこがれていたんですね。それが今はもう「物語のルミナリエ」以降、刊行が止まっています。
でも、この「ショートショートの宝箱」で、その願いが叶ったような気がします。
井上雅彦さんの名前もありますしね。

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by marinegumi | 2017-03-28 17:08 | | Comments(4)

3月16日は、もぐらさんの呼びかけで『空見の日』なのでした。
空見の日は、みんなで空を見上げようという日です。
毎回忘れていて他の人のブログを見て、そうだった~と思い出すのですけどね。
そう言う訳で一日遅れの『空見の日』。
でもまあ、空は昨日から今日へと続いているわけで(^_-)

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今日は雲一つない空でした。
写真では結構青く映っていますが、実際は春がすみと言うやつでしょうか、もっと白っぽい空なんですね。

ではさっき作ったお話です。



校庭の桜の木

それはある春の日の事だった。
学校の校庭に一本の桜の木があった。
放課後、傘を持ってなかった君と僕は雨が止むまでその木の下で雨宿りをしたね。
上を見上げると花が満開で、それでもやっぱりいくらか雨は落ちてきて。
濡れた君の頭にハンカチをかけてあげた。
いつもいじめられていた僕たちにはそこしか雨宿りをする場所はなかったんだ。

それは夏休み前のある日だった。
みんな帰ってしまった放課後。
君と二人で鉄棒をしていると急に空が暗くなり夕立がやって来た。
その時も校庭の桜の木の下で雨宿りをした。
上を見上げると濃い緑の葉が揺れるほどの大粒の夕立だった。
二人して木の幹を背にして囲むように両手をつないだね。

今はもう誰もいない学校。
あれから何年が過ぎたのだろう。
閉じられたままの校門を乗り越えて雨の中、校庭に入って来た。
桜の木は花をすっかり落していて、葉桜にはまだ早い。
木の下でずぶぬれになりながら雨が止むまで待つことにした。
見上げると枝の間から青空が少しのぞき始めるのが見えた。

君はもういない。
僕だってもうここに帰って来ることはないだろう。
すっかりぬれてしまったけれど、これは僕の雨宿りなんだ。





おわり



みなさんの「空見の日」の記事です。
もぐらさん「空見の日」
はるさん「今日は空見の日」
りんさん「天国の歓迎会(空見の日)」

他にも「空見の日」に参加してらっしゃる人はいないかと探してみました。
いらっしゃいましたね~

八少女 夕さん「空見の日」
harumimiさん「札幌の空」
雫石鉄也さん「ハクモクレンの木」

みなさん勝手にリンクしてしまってごめんなさい。
もぐらさん、他には参加してらっしゃる方はいないのでしょうか?

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by marinegumi | 2017-03-17 17:05 | 掌編小説(新作) | Comments(8)