私は電話を待っていた (ツイッター小説) 13~15

その13
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私は電話を待っていた。
お婆さんが川で洗濯中、大きな桃がどんぶらこ、どんぶらこ。
お婆さんはそれを家に持って帰り、お爺さんと一緒に切った。
すると、中から桃太郎が出て来て、持っていた電話をお婆さんに渡した。

お婆さんが出ると私は言った。
「金の返済期限が過ぎてるのに何で電話しないんだよ!」




その14
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私は電話を待っていた。誰かがかけて来る予定はない。
それならなぜ待っている必要があるの?
でも何かがまるで強迫観念のように私に待つ事を強いる。
その日が終わり、電話は鳴らなかった。
解っていた。
私に未練を残したまま死んだ彼の思いがそうさせているんだ。

電話を鳴らすほどには強くはない思いが。




その15
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私は電話を待っていた。
ワンルームマンションの契約も済ませた。
安物だけれど、家具と電化製品も注文した。
マンションの近くにあるコンビニやスーパーの場所もチェックした。
通勤に使う駅と路線のチェックも怠りはない。

その時電話が鳴った。
「このたびは残念ながら不採用と言う事になりましたので‥」




ああ、またまた画像に時間をかけてしまいました。
3枚とも写真の合成です。
もう出来上がっているついのべをアップするだけだから、時間はかからないので、他の人のブログにコメントしたり、新しい短編小説を書いたり出来るかと思っていたんですが、やり始めるとついのめりこんじゃいます。
「ついのべ」じゃなくて「ついのめ」?(しょーもないこと言っちゃった)

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Commented by haru123fu at 2011-04-10 07:41
私も同じです。画像加工にこだわりだすと、どんどんはまって、肝心の文章を書くという行為よりも、多くの時間が費やされます。本末転倒だと思うのですが、ついつい。
あ、違いました。そもそもの出発点が、独学で画像の勉強をしようと、blogを始めた私でした。それがいつの間にかショート・ショートを書いてみたりと、本末転倒は、私でした。(;´д`)トホホ…
Commented by marinegumi at 2011-04-10 22:49
haruさんおはようございます。
>いつの間にかショート・ショートを書いてみたり
それは本末転倒ではないですよ。
暗中模索?
発展途上?
瓢箪から駒?
嘘から出た誠?
お、ちょっといい感じになって来たかな。
順風満帆?
ちょっとちがうか。
方向転換?
そうだ、自分発見なんてのは?
眠っていた才能の開花ではないでしょうか?

僕の場合、これだけ書きためておくと毎日ブログの更新ができて、そのほかの事も出来る予定だったんです。
それがねー
by marinegumi | 2011-04-09 22:16 | ツィッター小説 | Comments(2)