音  [ 詩 ]

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ぼくの耳には 聞こえてる
すぐそばで ずっと遠くで
たくさんの あの音が

ぼくの心に 響いてくる
ちいさな声 巨大な叫び
あまりにもたくさんの 悲鳴たち

あれはきっと 非常ベル
ぼくの足元でも 遠い遠い国からも
たくさんの非常ベルが 鳴り響いて来る
今のうちに何かをしないとだめだよと
今のうちなら 間に合うんだよと
数知れないベルが 鳴り響いている

非常ベルは そのうちに
ひとつずつ 鳴りやんで行く

人知れず ひっそりと
鳴りやむ時には 気が付かない

鳴りやんだから もういいと
そう言う訳では 決してない
鳴りやんだから 終わったと
そう言う訳では 決してない

鳴りやんだ時に ひとつの終りが
気づかぬうちに しのびよる
鳴りやんだ時に また終末に
少しだけだが 近くなる
少しだけだが 確実に

鳴り終わる 鳴り終わる
長い時間をかけて 非常ベルは
ひとつづつ 鳴り終わって行く






この詩はTome館長さんの「非常ベル」に触発されて書いたコメントが元になっています。
Tome館長さんの作品には、いつもパクリ…いえいえ、インスパイアされています。
ありがとうございます。

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by marinegumi | 2012-06-26 22:11 | | Comments(13)

Commented by ヴァッキーノ at 2012-06-26 22:39 x
画像のせいですかね
壮大なくらい壮大な感じがします。
でも、いろんな解釈ができるから
壮大なんでしょうね。
そうだい!
Commented by 春待ち りこ at 2012-06-27 01:16 x
最後の非常ベルが鳴りやみ
この世界に静寂が訪れたとき
本物の終末がやってくる

けたたましい非常ベルの音に
慣れきった耳の奥で
今度は。。。静寂が
狂ったように鳴り響くんだ

そうなったらもう。。。
その静寂をとめることは
誰にもできない
そうして やがて
全てが終わっていくのさ

非常ベルの鳴りやんだ世界には
おそらく。。。
命の気配すらない
完璧な静寂があるだけだろう

人は。。。静寂を止められない
非常ベルが鳴っているうちに
なんとかしなければ
全てが終わってしまうんだ

みんなそれを知っていて
それでも誰も。。。動こうとしない

誰かがなんとかしてくれることを
ただ祈ってるだけ。。。

またひとつ。。。
非常ベルの音が静寂に
飲み込まれていった。。。

もうすぐやってくる終末の
足音が。。。
ついに聞こえ始めた。。。

。。。なぁんて。。。

いろいろ考えさせられる詩でありました。
海野さん。。。凄いなぁ
リズムもいい。。。重厚感もある
メッセージ性もあるし。。。とてもいい詩だと思います。
Commented by haru123fu at 2012-06-27 10:16
(メ・ん・)?最近コメントがどんどん作品化してますね。非常ベルが
聞こえたのですね。りこさんのも立派な作品として成り立っている。

あれれ。。。私には聞こえない。非常ベル。。。ひょっとして、
もしかして、私はもう亡霊なのかもしれません。チーン!
Commented by marinegumi at 2012-06-27 14:03
早大の卒業式で答辞を読むのは総代?
そうだい。

ヴァッキーノさんこんばんは。
この画像はちょっと壮大過ぎましたね。
森林破壊系の画像を探しているうちに、この画像が目に入っちゃったんですよね。
Commented by marinegumi at 2012-06-27 14:07
りこさんこんばんは。
わおー
続きを書いていただきました。
主人公が交代した感がありますね。
ぼくのは少年が語り手で、りこさんのは大人ですかね。

りこさんほめ上手なので、ありがたくおほめの言葉を頂戴します。
Commented by marinegumi at 2012-06-27 14:13
haruさんおはようございます。
これからはコメント欄が作品発表の場としてはトレンドになるでしょう。
うーん。
トレンドってどういう意味だ?
>ファッションの流行や経済変動の動向など
なーるほどね。
ちゃんと使い方、合ってました。

>チーン!
って、非常ベル?(笑)
Commented by haru123fu at 2012-06-27 19:58
そうだ!非常ベルを鳴らしましょうか?Tome館長さんの作品と、海野さんの作品、りこさんの作品。。。非常ベル3部作。
あぁ~。。。私にそこまでの元気はないですね。(泣)
Commented by marinegumi at 2012-06-27 20:08
haruさんこんばんは。
体力の問題ですか?
非情にベルは鳴り響く、かな。
まあ、あせらずに、朗読したい物がいっぱいある方が楽しみだと思っていればいいでしょ?
Commented by haru123fu at 2012-06-27 20:17
アイアイサー!そうですね。そう思うと楽しいな♪
ホームページのことが頭にあってぐちゃぐちゃなんです。
実は、狙いはみなさんのページなんですよね。(笑)
なにか面白いことができないかと。。。能力不足かぁー(-_-;)
Commented by りんさん at 2012-06-27 23:50 x
地球の悲鳴なのでしょうか。
たしかに、あちらこちらで非常ベルが鳴っています。
あ、うちのお財布も悲鳴をあげています。
非常ベルを鳴らしても、消費税は上がるのね^^;
Commented by marinegumi at 2012-06-28 17:13
りんさんこんばんは。

>地球の悲鳴なのでしょうか。

なんか思い出しちゃいました。
金子みすずの「こだまでしょうか」を(笑)

非常ベルが鳴っているうちはいいんですよ。
僕の財布は閑古鳥が啼いています。
Commented by curatortome at 2012-06-29 22:31
ネット中毒治療のため、閲覧は控え気味ですが、非常ベルに呼ばれ、遅ればせながら、お邪魔します。

作品がイメージでつながるのは、バラバラだった夢がつながって境界がなくなり、壮大な仮想現実パノラマが出現するみたいで、楽しいですね。

かつて、コメント欄での連作小説という企画に一度だけ参加して、途中で脱落した苦い経験あります。
異なる夢を重ねるのは、なかなか難しいものですね。

Commented by marinegumi at 2012-06-30 20:54
Tome館長さんこんばんは。
ぼくがコメントして回っている時は調子がいいんだなと思ってください。
年に何回か調子を崩します。

Tome館長さんの作品を読んでも、すぐにコメントが浮かばない事がよくあります。
で、haruさんのコメントが入って、それを読んでからだと、不思議に浮かぶんですよね。
なんでかなー

企画に参加と言うのは結構重いですよね。
書きたければ書く、別に書かなくてもいいという方が長続きします。